ギターとウクレレの難易度を比較!未経験から始めるのにどっちがおすすめ!?

「ギターとウクレレ、始めるならどっちがいいんだろう…?」
そんな風に悩んでいませんか?

実はこの質問、これから楽器を始めたいという方から何度も受けてきました。
どちらも魅力的な楽器だけど、「自分に合ってるのはどっち?」「続けられるのはどっち?」と迷ってしまいますよね。

でもご安心ください。
楽器歴10年&楽器販売店での勤務経験をもとにお話しすると、未経験からスタートするなら“ウクレレ”が始めやすいんです。

この記事では、
・ウクレレとギターの違い(サイズ・音色・弾きやすさ)
・初心者がつまずきにくいポイント
・なぜウクレレがおすすめなのか
など、未経験から楽しくスタートするためのヒントを、わかりやすく解説していきます!

「ちゃんと続けられる楽器を選びたい」「どうせなら楽しく始めたい」
そんなあなたの背中を、そっと押す内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

目次

そもそもギターとウクレレって何が違うの?3つのポイントで解説します!

サイズ・重量

ウクレレとアコースティックギターでは、サイズ・重量の違いが一目瞭然!
ウクレレの方が小さくて軽く、反対にギターの方が重厚感があります。

◼️サイズ比較
ウクレレ:全長約55cm前後
アコースティックギター:全長約1m前後
◼️重さ比較
ウクレレ:約400〜500g
アコースティックギター:2Kg前後

つまり、ウクレレはギターの約半分の大きさで、約4分の1の重さということですね!
手軽さを優先するならウクレレ、迫力を優先するならギターといったところでしょうか。

実際に持ってみた時の大きさ、重さの感覚は結構重要です。
楽器は基本的に継続することで上達し、楽しさが増していくもの。

パッと気軽に演奏できるのがウクレレとギターの魅力なので、なんとなく持ってみて「なんかいい感じ・・・!」と思った方を選ぶのがおすすめです!

音色

ウクレレとアコースティックギターで比較すると、音色も全然違います!

ウクレレ・・・明るくて軽快なサウンド。丸みのある音質。
アコースティックギター・・・重厚感があって煌びやかなサウンド。ギラつきのある音質。

この違いはサイズの違いはもちろん、張る弦の素材が違うことも影響しています。
(弦とは、ギターやウクレレに貼られる糸のことです)

▼例えばこんな違いがあります。

ウクレレの音色は軽快で明るい!

アコースティックギターの音色は重厚感があって煌びやか!


いざ注目して聴いてみると、音のキャラクターが結構違いますよね!
大前提として、どちらかが優れているというわけではありません。

自分のやりたい音楽、演奏スタイルをイメージ(妄想)して、叶えられそうな方を選びましょう!
考えすぎず、直感で!

音の伸び方

音色に加えて、音の伸び方(余韻)も大きく違います。
ギターが長く、ウクレレは短いのが特徴。

理由は、楽器本体の大きさや弦の素材や張力の違いが影響しているためです。

▼アコースティックギターの余韻(サスティン)

▼ウクレレの余韻(サスティン)

プリス

音色はもちろんだけど、音の伸び方に注目すると全然違うね!

余韻の長さが変わると、印象も変わりますよね。
特にウクレレとギターの違いに注目してみると、以下のように変化があります。

ウクレレ⇨はっきりと音が途切れて軽快なニュアンス。ポロポロと聴こえる印象。
ギター⇨一音一音が伸びるので、音のニュアンスが持続する。

大切なのはどちらがいいというわけでなく、ニュアンスの違いが分かること。
それぞれの楽器に良さがあるので、特性を活かして曲に活かしていけると、すごく良い演奏になりますよ!

初心者が始めるならどっちがおすすめ?結論、ウクレレです。

ここまでギターとウクレレの違いについて解説してきました。

結局、初心者におすすめなのはどちらなのでしょうか。
結論を言うと、楽器未経験の方ならウクレレがおすすめです!

どんな楽器を選ぶにしても、最も大事なのは継続すること。
練習を地道に楽しく続けていくことが、楽器上達の秘訣です。

まず最初は、「暗記⇨練習⇨一曲演奏」のサイクルを身につけないといけません。
ウクレレはあらゆる観点でハードルが低い楽器なので、このサイクルを身につけるのに打ってつけ!

プリス

ウクレレで楽器の楽しさ、上達の流れを身につけると、ギターや他の楽器への移行もスムーズにいくよ!

では、どういった理由でウクレレがおすすめなのか。5つのポイントで解説していきます!

理由①弦の本数が少ない

ご覧の通り、ウクレレとギターは弦の本数が違います。
そして当然、弦の数が少ない方が覚えるのが簡単です。

ウクレレやギターを演奏するとなると、まずはコード(和音)をいくつか覚えることから始めます。
コードについて詳しく知りたい人はGoogleで検索してみてくださいね!

例えば最も基本的なコード「C」を鳴らす際の押さえ方で比較してみます。

ギターは左手の指で3箇所を押さえなければならないのに対し、ウクレレなら1箇所で鳴らせます。
「押さえるポイントが少ない=覚えるのが簡単」と言えるので、ウクレレの方がいち早くいろんなコードを覚えて、演奏を楽しむことができます。

理由②弦の素材が柔らかくて押さえやすい

ギターとウクレレでは張られる弦の素材が違います。

ギター・・・スチール(金属)製の弦。
ウクレレ・・・ナイロン製の弦

ご想像の通り、素材の硬さがかなり違います。
硬ければ硬いほど、押さえる時に力が必要になります。

また、楽器のサイズの大きさも押さえやすさに影響します。
楽器が大きいほど、ピンっと弦が張り詰めるので、押さえる力がより必要になります。
そういった意味でも、小さなウクレレは押さえやすいんですね。

周りにギター経験者がいる方なら、「Fで挫折した」なんて言葉を聞いたことがありませんか?
あれは、ギターで押さえるのが大変なコードが痛くて諦めた、ということなんです。

先ほども述べたように、楽器は継続が大切。毎日ちょっとずつ触ることで上達し、どんどん楽しくなっていくものです。

弦の押さえやすさは一曲を演奏するスピード感に直結します。
ウクレレかギターで迷っている人は、まずはウクレレから始めてみましょう!

プリス

ちなみに、クラシックギターというギターはナイロン弦を張るよ!金属弦よりも抑えやすいけど、その名の通りクラシック音楽の演奏によく使用されているんだ!

理由③小さくて手軽に演奏できる

楽器のサイズも、練習のしやすさに関係します!
コンパクトなウクレレは、「ちょっとだけ触ろっと」で気軽に練習ができ、結果的に練習時間の長さにつながります。

  • 仕事終わりに帰宅した夜。疲れた身体でポロンッと鳴らしたり
  • 車に持ち込んで、合間にちょっとだけ触ってみたり
  • テレビを流しながら、新しいコードを覚えたり

小さくて抱えやすいウクレレは、日常生活に取り入れやすいです。
忙しい方でも合間の時間にちょっとずつ触れていくことで、いつの間にか上達しますよ!

理由④価格が安い

ウクレレは安価で始められるのも魅力!
同じ3万円を出すなら、ギターよりもウクレレの方がハイグレードなモデルが買えます。

理由はシンプルで、小さいウクレレの方が使用する木材が少ないので、良質な材料を使いやすいこと。
反対にギターの方が、面積・体積が大きくなる分使用する木材が多くなるためです。

楽器の値段はピンキリで、高価なほど質も高くなります。
高いモデルほど楽器本来の良さが出ているので、初心者でも本当はハイグレードモデルを買った方がいいんです。

でも、「続けられるか分からない」「まだ値段の価値が分からない」と不安ですよね。
ウクレレなら3万円でも品質の高いモデルが手に入るので、始めやすいんです!

理由⑤近所迷惑になりにくい

ウクレレは近所迷惑につながりにくいのも特長です。
騒音の原因になるのは基本的に低音の大きさ。

人の多い街中の道路を想像してください。
「ブゥゥゥゥゥン」ととてつもないエンジン音を響かせる車やバイクがいますよね。
彼らが自分の横を通り過ぎた時、耳や身体に伝わってきてビクッとしませんか?
反対に、救急車のサイレンだと、音量は大きいはずなのにズシンと身体に響くものはないと思います。

その違いは、低音域の大きさにあります。
低音域の音量が出ているほど、周りに振動が伝わるので、楽器でいうと近所迷惑になる可能性が高くなるのです。

ウクレレは小柄なボディで低音が響かないので、近所迷惑になるリスクは低いです。
全力でロックな曲をかき鳴らしたとすると、壁の薄い賃貸アパートなら危ないかも、くらいです。

楽器は音を響かせるためにあるものなので、騒音にも気を遣う必要があります。
ウクレレはある程度周りを気にせず演奏できるところも、初心者におすすめなポイントです。

初心者こそ最初が肝心!短期集中で基礎を固めよう!

ここまで、ウクレレとギターで悩んでいる皆様に、ウクレレがいかに初心者に向いているかをご紹介してきました。

楽器は基礎を覚える時間が一番大変です。
今はYouTubeなどを使えば無料で学べますし、費用をかけずに練習ができます。

実際、僕自身ギターを始めた時、YouTubeと教則本を合わせて1,000円くらいの費用で練習を始めました。
正直約10年経った今、後悔しています。

今10年前の自分に会ったらこう言うでしょう。

「最初の半年間だけでもプロに教えてもらえ!」と。

理由は一つ。間違ったフォームのまま突き進んでしまったからです。
断片的な無料の動画や、文字と写真でしか情報を得なかったために、ギターの持ち方一つとってもオリジナリティあふれるクセがついてしまっていました。

「そんな教科書通りにやりたくねぇ!俺は俺のスタイルがあるのさ!」なんてロックスピリットあふれる方もいますが、正しいフォームや練習方法の知識は、人が積み上げてきた合理的に上達するために必要なものです。

このブログを見ていただいている皆さんは、何かしらの理由で楽器を始めたいと思ったはず。
「趣味を持ちたい」「この曲を弾き語りできるようになりたい」「友達に自慢したい」など、様々ですよね。

最初から辞めようと思って始める人なんていないはず。
なのに、楽器を始める人の多くはすぐにやめてしまうんです。
色々な理由が考えられますが、「思うように上達できずに楽しめなかった」が一番多いんじゃないかと思います。

だからこそ、最初の6ヶ月間が重要です。
教室や体系的に学べる教材で、自分自身の力で楽しく演奏を続けていくための土台作りを行いましょう。

では、おすすめのウクレレ音楽教室・教材をご紹介します!

通いやすさNO.1 椿音楽教室



椿音楽教室は、東京都内200箇所以上のスタジオ、大阪、京都、兵庫、奈良の関西エリアでは150箇所以上のスタジオを展開しています。

生徒数は延べ6,000人以上で実績多数!子どもから大人はもちろん、ご年配の方まで幅広く通っているのが特長です。
専門教育を受けた講師陣が揃っているので、初心者の方にピッタリ!

マンツーマンレッスンで生徒一人ひとりのレベルに合わせて進んでいくので、焦らずじっくり上達していけます。

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お近くに施設がない方なら、オンラインレッスンがおすすめです。
初心者がレッスンを受ける上で最も大切なのは、フィードバックを受けること。
「もっと右手の力を抜いた方がいいよ!」
「今の音すごくいい感じ!」など、練習の成果をプロに評価してもらうことが上達の秘訣です。

気軽にお家でレッスンを受けられるので、お近くに教室がない方はオンラインレッスンをご利用ください!

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「楽器を触ったことがなくて不安」
「レッスンよりも好きな時間に練習したい」
「何から始めたらいいか分からない」

という方におすすめなのがこちら!
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ウクレレを初めて持つ方から対象に、とにかく初心者に分かりやすく説明することを意識して作られています。
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プリス

ちなみに僕は古川先生の大ファン!音に心がこもっていて、聴いていると涙が出てくるよ・・・。

▼古川先生の演奏例

買い切りなので、教室に通うよりも費用を安く済ませられるのもポイントです!



「動画ならYouTubeで無料で見れるしなぁ」と思った方にもピッタリ!
初歩から体系的に学べるので、自分の欲しい情報を検索する必要がありません。

始めたては、「何が必要なのかも分からない」状態ですよね・・・。
長年スクール業を行われている古川先生が初心者に必要な要素を凝縮させた教材なので、任せきりでOKなのが魅力です!

ただ、本当に初心者に特化した教材なので、楽器経験者である程度上達のコツが分かっている人には物足りないかも。
これから楽器を始める方はぜひ購入してみてくださいね!


ギターとウクレレの違いを5つのポイントで解説!|まとめ

今回は、「楽器未経験ならギターとウクレレのどちらが始めやすいか」というテーマで解説してきました!
ギターにも深みやカッコよさがありますが、未経験から始めるならやっぱりウクレレが断おすすめ!
まずは気軽に触ってみて、「楽器って楽しい!」という感覚を味わってみてくださいね♪

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この記事を書いた人

幼少期から音楽が好きで、歌ってばかりの学生時代を過ごす。元ミュージシャンの父親の影響もあって17歳でアコースティックギターの練習を開始。大学時代に引きこもりを経験し、精神病も発症したが音楽を支えに克服。「歌や楽器は人生を支える力を秘めている」という想いで"これから楽器を始めたい人"の背中を押すブログ【オトノート】を運営している。

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